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Channel: フェレット日和 - 初心者からのフェレットの飼い方まとめ »フェレット
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フェレットってどんな動物なの?フェレットの概要・歴史など

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フェレットって、どんな動物?
について、記述しています。

フェレットの概要

名称は?

フェレット(英: ferret)

何科?

イタチ科

由来

イタチの一種であるヨーロッパケナガイタチもしくはステップケナガイタチから家畜化されたものです。

何を食べるの?

肉食性、哺乳小動物

由来

野生で暮らしていたフェレットの先祖は、ほぼ完全な肉食でした。
ネズミなどのげっ歯類やウサギ、小鳥、カエル、ヘビ、昆虫まで、とりあえず捕まえられるものは食べてしまいます。
体の小さなイタチ類ですが、自分の何倍もの大きさのあるウサギも捕らえることから、「トラやライオン以上の殺し屋だ」とも言われています。

発祥の地は?

古くからヨーロッパで飼育され、現在は世界中で飼われています。

ペット以外のフェレットの役割とは?

狩猟、掃除、実験、毛皮採取などに用いられています。

狩り

その昔、ヨーロッパにおいて、フェレットは狩りに珍重されていました。
フェレットがウサギや齧歯類などの獲物を巣穴から追い出し、それを猟師が狩るという方法です、
今でもイギリスやオーストラリアでは続いている手法です。また、ネコと同様に、ネズミ退治にも利用されています。

掃除

フェレットは狭い菅の掃除にも用いられました。
フェレットの習性を利用して紐を2点の菅に通して、それからブラシを通して管の中を掃除するという方法です。

ロンドンオリンピックでも活躍

電気が普及すると、フェレットに電線やケーブルに繋いだ紐を繋ぎ、狭いところの配線を手伝わせていた。
ロンドンオリンピック(1908年)でもフェレットは上記の工事に大活躍をしたとされています。

実験

フェレットは、近年新型インフルエンザや、いろいろなところで動物実験に使用されています。
悲しいことですが、事実です。

毛皮採取

フェレットも、毛が美しい個体の多い動物です。
生きたまま、毛を剥がれて毛皮になります。
毛皮採取でなくなる命がなくなることを祈っています。

イタチ科の他の仲間は?

イタチ、カワウソ、アナグマなどが挙げられます。

フェレットはどれくらい前から居たの?

3000年ほど前から飼育されていたと考えられています。

フェレットのファーム

現在は、アメリカ合衆国・カナダ・ニュージーランド等に、ペット等としてのフェレットを繁殖させる大規模なファームがあります。
出身ファームごとに「マーシャル」、「パスバレー」、「カナディアン」、「ミスティック」、「サウスランド」、「マウンテンビュー」などと、ファームの名称が冠されて販売されています。
ただし、犬・猫のように明確な品種の差があるわけではなく、基本的には全て同様のフェレットです。
ファームにより体格・性格・毛色等の傾向に一定の差があり、それぞれにファンがついています。

また、近年新たなファームが出現と消滅を繰り返している状況で、一時アジア、オセアニア圏の新興ファームが日本向けに生体を輸出したこともありました。
現在では中華人民共和国で繁殖された個体もペットとして輸入、販売されています。


おお昔から、フェレットは人々と生きてきたのですね。
とても、馴染みの深い生き物です。


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